11 February
2008

Microsoftの大きな買い物 - 難しい成功

先週末に報道されたMicrosoftによるYahoo!(敵対)買収の話題は、Googleなどを巻き込み、単にビジネス視点だけではない広がりをみせてきている。

僕のこの買収案に関しての最初の印象は「Microsoftもずいぶん追いつめられたんだな」ということ。数字の上では過去最高とも言える収益をあげたMicrosoftではあるけれど、ビジネス環境は決して予断を許さない。Vistaのインストールベースは善戦とは言えるもののそれほど伸びず、サーバー環境ではFOSSとの競合、アプリケーションビジネスではすぐにSaaSとの競合が待ち構えている。投資をしてきたネットワークサービスのMSNやMSN Live!は芳しい成績を上げていない。

こうした状況の中でPCをプラットホームとするビジネスからネットワークをベースとするビジネス企業体に変わろうとするMS社にとってYahoo!をブランドごと買い取るという手段に出たようだ。

海外での報道にもあるように今回の買収はMS社にとってもこれまでの買収と異なり困難なものになるだろう。

こうして書いている間にも、Yahoo!は今回の買収を拒否する回答をしたとの報道があった。買収劇ははいよいよ第2ラウンドに突入する。

○参考リンク
NY Times紙の記事
Yahoo Deal Is Big, but Is It the Next Big Thing?
Yahoo Bidder Wants a More Aggressive Microsoft


Posted by shigeo at 17:12 | Comments (0)
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