26 February
2007

アナログ再生の新しいアプローチ 〜 ライフサウンド+ZYX社のカートリッジ

去年の夏に購入した新しいカートリッジのエージングがずいぶん進んできた。大げさかもしれないが、どのレコードを聴いても、心地よく、新しい発見がある。なによりもそのアルバムをより深く理解することができるようになったのが嬉しい。

購入したのは、ライフサウンドとZYX社が協力して提供するスケルトンタイプのオリジナルカートリッジ。カートリッジのみでMacbook Proが購入できるほどの価格だが、アナログディスクの再生品位を真剣に検討するに値する製品。

これは所謂ノスタルジックなアナログ再生のもう一つの極ともいうべきもので、再生音はひたすらアキュレートでリアル。それもカートリッジ自身が色をつけているのではなく、ディスクにもともと入っていた音楽情報をそのまま伸び伸びと鳴らしているといった趣がある。なのでノスタルジックなアナログ再生の雰囲気に浸りたいリスナーには向かないかも。プチプチいうノイズの向こう側から聴こえてくる音楽ではない(また確かにそれはそれで雰囲気があることを否定すするわけではないけれど)。もっとダイレクトに血潮みなぎる音楽として鳴り響く。

もちろんこのカートリッジで聴く古いオリジナル盤の音はすばらしい。目の前にレコーディング風景が浮かび上がってくるかのよう。でも再発盤だったそんなに悪くない、というかコンディションのよくないオリジナル盤よりも80年代のドイツプレス盤のほうが音楽に勢いがあることも少なくない。いずれにしても、CDの再生とは一線を画している。

僕はまだ未聴だが、ライフサウンドとZYX社は、今年に入ってハイエンド・カートリッジ「Atlantis」の扱いを始めたようだ。とにかくアナログディスク再生への探求は尽きない。

●参考リンク
ライフサウンド


Posted by shigeo at 17:14 | Comments (0)
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